焼結部品加工
◎焼結部品加工
焼結とは、粉末又は粉末を圧縮して所定の形状としたものを,粉末成分の融点以下の温度で加熱した場合,粉末粒子の相互の接触面が接着し,加熱時間の増加とともに圧粉体が収縮・緻密化する現象をいいます。
焼結によりつくられた合金は、高融点金属や鍛造困難な硬くてもろい金属製品の製造が可能で、歯車のような複雑な形状の部品を多数製造できるなどの長所があります。また強度及び靭性の不足などの短所も焼結鍛造の採用などにより解消し,各種機械部品の製造に使われています。
焼結部品は基本的に加工が必要ないとされていますが、形状などにより、後加工が必要なものがあります。後加工をすることにより、製品本体の形状を保てることや、タップ穴は必ず後加工が必要です。
当社ではマシニングセンターを用いて、お客様からの材料支給を受け、焼結合金へ穴あけタップ加工などの追加工を行っています。